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僕は最近転職してとある精神障害の方向けの就労移行支援事業所で働いています。
そこに通われる利用者さんの多くは不安が強かったり、周囲の人に振り回されやすかったり、落ち込みやすい人が多くいます。
自分自身も不安が強めな性質なのでタイトルの通りとにかくメンタルが強くなりたい!その方法を知って自分や利用者さんを救いたいと思ってこの本を手に取りました。
すると序盤からびっくりしました。
とにかくメンタルを強くしたい!と考えているとどんどんメンタルが弱くなる。
この本は心の疲労を取ることでしなやかで強い心を育ててくれる方法を教えてくれました。
・すぐ不安になる
・すぐ人と比べて落ち込む
・昔ほど頑張れなくなった
・メンタルを強くしたい!と思っている
このブログでも印象に残った点をご紹介していきます。
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それでは紹介していくね!
目次
メンタルを強くしたい!と思うとメンタルは弱くなる?

まずこの本を読んで最初に驚いたのは、「とにかくメンタルを強くしたいんですけどどうしたらいいですか!?」と尋ねる主人公に対して精神科医の先生が放った言葉がこうです。
「とにかく」メンタル強くしたいと思っているとあなたのメンタルは弱くなります
どういうこと!?と思いますよね。
先生が言っていたことを簡単にまとめると
・メンタル強くしたいって思ってるってことは今弱いと自分で認めていること
・メンタルが強くなればなんでも叶うという幻想を抱いている
・メンタル強い=頑張る と無理し続ける人ほど鬱になる
間違ったメンタルの強さの認識のことを先生は子供の心と読んでいます。
・我慢強い、忍耐強い
・人間とはこうあるべき と思っている
・昭和の時代に合った価値観
・硬い心。ポキンと折れてしまうことがある
という特徴があり、一言でいうと頑張りすぎてはいけません。ということを言っています。
反対に体からのSOSのサインを正しく受け取って自分をいたわりながらもしなやかで柔軟な思考を持つことが大人の心。
ということでこの本は正しく、メンタルを強くしていくにはどうしていけばいいのかということが本質的に学べる本なんだなと思いながら読み進めていきました。
うつの本質は疲労

この本を読むまでうつの本質はストレス過多によるものだと思っていました。
うつは心の風邪と呼ばれたりするからですね。しかしこの本では本質をついてきます。
うつの本質は疲労
驚いたのは心身の疲労なので体の疲れも含まれていることでした。
心身の疲労がたまっている状態で長く過ごすと、体が休息や回復を促すサインを出してきますがこれを無視して動き続けると強制的に休まないといけなくなります。
段階的に分けると下記のような流れです。
心身の疲れがたまってくる⇛なんか疲れたな、だるいな⇛いや、仕事だから頑張らなくちゃ⇛数か月頑張り続ける(期間は人による)⇛やる気が出ない、何もしたくない⇛うつになる
上記のような流れでうつになってしまいます。
この本では大変に心身の疲労を感じた状態から頑張れる期間は3か月~半年。と言われていたので、つらいなと感じたらその期間のうちに回復の対策を打たないといけないですよね。
対策としては、①1日8時間以上の睡眠 ②1日3回意識して深呼吸する
が紹介されていました。特に寝る、というのはかなり効果的なので今うつではないけど、辛いな。と感じている人こそ、睡眠時間を確保する努力から始めてみてください。
疲れのセルフチェックをしよう

ここまで読んでうつにならないために、しなやかで強い心をキープしておくためには予防して休養しておくことが大切だとなんとなくわかりました。
ただ・・・どうしたら疲労に気づけるの!?
毎日頑張らないといけないことで埋め尽くされていて、自分の疲労に気づくことすらできなくなった人が増えています。
そんな人のために本書ではセルフチェックが紹介されていました!
あなたもどれがあてはまるかな?とセルフチェックしてみてください。
・最近までできていた作業にとても時間がかかるようになった
・以前より環境が改善できたのになぜだか疲れが抜けない 元気がない
・小さなことにイライラしたり傷つきやすい
・少し先の自分について何となく不安がある
・趣味や好きなことを最近楽しめなくなった または意欲が湧きにくい
・責任を負うことや新しいことを避けたい
・人に会うことを億劫に感じる
・睡眠が思うように取れない
・食欲が低下。もしくは過食傾向にある
・お酒やたばこ、ゲームがやめられない
いかがだったでしょうか?
3個以上で2段階(プチ鬱症状)。7個以上で3段階(うつ症状)とのことです。
僕がこの記事を書いている時点では2個当てはまるのがあったので少し気を付けていかないとなと思っております。
この本に書いてあるように睡眠時間や癒しの休日を過ごしてリフレッシュするなどの対策が必要です。
メンタルを強く保つための7つの視点

何か自分に嫌なことが起きた時に大きく精神的ダメージを受けてしまう人と、そうでない人がいますよね。
自分の受け取り方の工夫として本書では7つの視点で見ていくことという紹介がありました。
①自分視点:何か嫌なことがあったときに、自分自身に原因はなかったか?
と考えてみる。
②相手視点:自分に嫌なことを言ってきた相手の状況や背景を想像してみる。
もしかしたら、相当に追い詰められていたのかもしれないな。などその言動を取ってしまう仕方ない理由などを想像してみる。
③第3者視点:自分の感情は一旦置いておいてその人との関係を俯瞰で見て推測を立てる。
例:Aさんは自分にだけ厳しく当たるのではなく、誰に対しても厳しい。
など。視野を広げる。という感覚にも近そうです。
④宇宙視点:第3者視点よりさらに俯瞰して見るようにします。
Aさんと自分の他にも部署にたくさんの働く人がいる⇛会社があるビルにはさらにたくさんの人がいる⇛このビルがある街にはもっと膨大な人がいる。
視点が広がれば広がるほどたくさんの人がいて人それぞれの悩みがあって自分よりも大変な人もいる。そう考えると自分の悩みももしかしたら、そんなに深刻なことでもないのかもしれないな。
という考え方です。
⑤時間軸視点:今この瞬間の辛い思いにだけ集中するのではなく、未来には環境が変わることもある。ずっとこのままではないだろうな。という視点です。
⑥ユーモア視点:辛い状況を深刻にとらえるのではなく、その状況をお笑いのコントやギャグ風の視点でとらえられないか。笑い飛ばすことはできないかという方向に視点を切り替えます。
⑦感謝視点:辛い状況の中からも何か感謝できる部分はないか探します。例えば、今は大変だけどいい人生勉強になっている。と捉えてみるなどです。
以上の7つが紹介されていました。
自分に合ったやり方、あるいはこの視点とこの視点を組み合わせて乗り切ろう。
など色々試しながらネガティブな感情を乗り切っていきましょう!
まとめ、感想

この本を読んでの率直な感想ですが、休みの日、オフの日の時間の過ごし方を見直そうかなと思いました。
体の疲労や、いい方向での環境の変化などもメンタルの疲労に蓄積していくということが書かれていましたので、疲れたなと感じることが出来た時に正直にゆったりとした時間を過ごそうと思いました。
それと、後半に紹介されていた7つの視点は実際に嫌なことがあったときに試してみたら今までよりも立ち直り方が早いことに気づきました!
今回試してみたのは自分視点、相手視点、ユーモア視点を組み合わせて使ってみたところ、
なんだか気持ちがスッとして、わだかまりが少なくなっていく感覚がありました。
最近少しお疲れ気味の方や、とにかくメンタルを強くしたい!と考えたことがある方にはぜひ一度読んでみていただきたいです。
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ちなみに僕はオーディブルを継続活用していて月会費を払っていますがすごいコスパのサービスだと思っています。
今でも続けて色んな本を通勤時などに聴いていますので移動時間も楽しいです。
なのでまたこれはいい本だ!と思う本を見つけて当ブログでご紹介させていただきますのでよろしければブックマークなどしていただけると大変嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
またねー!!